JASBEL 基礎教育保障学会

学会からのお知らせ
『夜間中学の基本事項Q&A』第3版 2019.09.10

「夜間中学と教育を語る会」作成の『夜間中学の基本事項Q&A』の第3版を右下のボタンからダウンロードできます。
改訂版から第3版への主な変更点は以下のとおりです。

1.Q1 法14条を平易に書き換えた文を変更しました。これは法14条で定められている
             中身についての捉え方に変化があったわけではなく、単に表現を変えただけです。
             改定版と第3版を両方見比べて理解の参考にしていただけるとありがたいです。

2.Q2 新中学校学習指導要領で夜間中学に関する特別規定が置かれたことを述べるとともに、
             個々の生徒の必要を正確に認識してその人の実情に合った教育をすることが
             夜間中学における教育の核心である旨を述べました。
3.Q5 改定版よりも説得性の高い回答となるように修正しました。
4.Q6 回答の中の文言を微修正しました。
5.Q7   回答の中で閣議決定に触れ、全都道府県での夜間中学の最低1校の設置と、
             夜間中学における教育活動の充実や受け入れる生徒の拡大を図ることが
             政府全体の行政目標になったことを述べました。
6. 参考資料に、第3期教育振興基本計画、新中学校学習指導要領、その移行措置を加えました。
 


表紙

 

はじめに 夜間中学校と教育を語る会

推薦メッセージ 馳浩(衆議院議員・元文部科学大臣) 上杉孝實(基礎教育保障学会会長)

Q&A

Q1:義務教育機会確保法が成立したことで夜間中学に関して基本的に何が変わったのですか
Q2:夜間中学等における教育内容はどうなりますか。
Q3:小学校を卒業していない人も夜間中学等に入学できますか。
Q4:学齢の時に不登校でほとんど学校に行かなかったけれど中学校の卒業証書をもらったと
       いう人も夜間中学等に入学できますか。
Q5:外国籍の人が母国で義務教育未修了である場合または母国で義務教育を修了しているけれども
       その母国での義務教育期間が9年に満たない場合、その人は夜間中学等に入学できますか?
Q6:外国から来たばかりで日本語がまったくできない人も夜間中学等に入学できますか。
Q7:政府は公立夜間中学の増設と充実についてどのように考えていまか。
Q8:いわゆる自主夜間中学は公的支援を受けられますか。

参考資料
(1)義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律
(2)第3期教育振興基本計画(一部抜粋)
(3)務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する基本指針(一部抜粋)
(4)義務教育修了者が中学校夜間学級への再入学を希望した場合の対応に関する考え方について
(5)不登校児童生徒への支援の在り方について(一部抜粋)
(6)小学校等の課程を修了していない者の中学校等入学に関する取扱いについて(一部抜粋)
(7)学校教育法施行規則の一部を改正する省令等の施行について
(8)新中学校学習指導要領(一部抜粋)
(9)小学校及び中学校の学習指導要領等に関する移行措置並びに移行期間中における学習指導について(一部抜粋)

基礎教育保障学会理事選出規程 2019.09.01

基礎教育保障学会理事選出規程

第1 条 理事の選挙は、会員の無記名投票による。

第2 条 理事の選挙における選挙権・被選挙権は、すべての正会員が持つ。
ただし、 2 年度以上会費が未納である者は、選挙権・被選挙権とも有しない。
2 名誉会員は、選挙権は有するが、被選挙権は有しない。

第3 条 選挙 によって 選出される理事の定数は 15 名とする。

第4 条 選挙に関する管理は、選挙管理委員会が行う。
2 選挙管理委員会は、委員 3 名で構成し、委員の互選によって委員長を選出する。
3 選挙管理委員は、会員の中 から、 理事会の議を経て会長が委嘱する。
4 選挙管理委員の任期は、当該学会年度の総会終了日までとする。

第5 条 投票は 5 名連記とする。ただし、 5 名未満でも有効とする。

第6 条 当選者は有効得票数の多い者の順に従って決定する。
2 得票数が同数のため、当選・次点の区別 ができない 場合は、選挙管理委員の立会いのもとに、選挙管理委員長が行う抽選によって当選者を決定する。
3 病気、長期海外出張などやむを得ない事由により理事就任承諾の得られない当選者があった場合は、第 1 項、第 2 項の規定に従って順位を繰り上げ、当選者を決定する。

第7 条 理事当選者の互選によって会長と して 選出された者は、専門分野、地域、属性等の偏りを少なくするため、選挙で選ばれた者以外の会員の中 から 5 名以内の理事を委嘱することができる。この場合、委嘱された者については総会の承認を得るものとする。 ただし、 理事としての職務は委嘱を受けた時から行うことができる。

第8 条 理事選挙に関する細目は、理事会 の 定めるところによる。

第9 条 この規程の改正は、総会の決議による。

附則 この規程は、 2019 年 9 月 1 日から施行する。

【会員限定】ニューズレター第10号を発行しました。 2019.07.07

ニューズレター第10号を発行しました。
会員のみなさまは、右下のボタンからダウンロードできます。
パスワードは、「入会証明書」の裏面の「ご利用案内」に記載してあります。

2019年5月12日に開催された2018年度第2回常任理事会の記録です。

<審議事項>

1 第4回~第5回研究大会について
2 2018年度第2回理事会について
3 2019年度総会にむけて
4 学会誌について
5 研究委員会の取り組みについて
6 倫理規定検討委員会の取り組みについて
7 2020年の役員選挙に向けた「会則改正」「理事選出規程」について
8 科学研究費の獲得と、研究計画の実施等に向けた協力のお願いについて
9 その他

<報告事項>

1  会員の動静について
2 「公立夜間中学及び自主夜間中学の安全対策に関する要望書」(2019年2月24日)について
3  全国各地での取り組みについて
4  ニューズレター第9号発行について
5  その他

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夜間中学等の多様な教育機会の必要性を考えるシンポジウムチラシ  2019.05.19

日本語、フィリピン語、ポルトガル語、英語のチラシです。
右下のボタンから4言語のチラシを一括ダウンロードできます。
当日も同時通訳があります。

日時:2019年6月30日(日)13:30-16:30(開場13時)
場所:愛知淑徳大学 星が丘キャンパス 55A教室

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夜間中学等の多様な教育機会の必要性を考えるシンポジウムの共催  2019.04.30

夜間中学の映画「こんばんはⅡ」から、 公立夜間中学などの多様な教育の機会の必要性を考えるシンポジウム開催のお知らせ


 

公立夜間中学のドキュメンタリー映画をつくった監督、 多様な教育の機会の重要性について取り組む馳浩衆議院議員 (元文部科学大臣)をお招きして、東海地域にはどんな学び舎が必要か、映画をみながら参加者の皆さんと一緒に考えます。
当日は、フィリピン語、ポルトガル語、英語での逐語通訳もあります。
(外国人住民の皆さんの意見をぜひ聞きたいです!)

 

キャプチャ 馳浩議員 写真  12049726_107948012901369_7563796038276448778_n
左:馳議員 右:森監督(顔写真はFacebookより)

 

日時:2019年6月30日(日)13:30-16:30(開場13時)
場所:愛知淑徳大学 星が丘キャンパス(名古屋市営地下鉄・東山線星が丘駅から約300m)

※当日は学内の駐車場の利用はできませんので、 公共交通機関をご利用ください。

【参加費】無料
【定員】200人(申込順)

<Ⅰ部> 上映会とトーク

夜間中学の映画「こんばんはⅡ」 森康行 監督

<Ⅱ部> 一緒に考えよう

講演「全国での夜間中学開設の必要性と多様な教育の機会の重要性(仮称)」 馳浩 衆議院議員
(夜間中学等義務教育拡充議員連盟会長・超党派フリースクール等議員連盟幹事長)

指定発言 伊藤浄江さん(NPO法人トルシーダ

意見交換

【主催】愛知淑徳大学小島祥美研究室
【共催】基礎教育保障学会
【申込先】事前申込をこちらからお願いします。*事前申込の受付は終了しました。

【お問い合わせ先】
愛知淑徳大学小島祥美研究室 メールアドレス:kojimazemi.asu@gmail.com

日韓の学習者による基礎教育宣言づくりワークショップ 2019.04.14

トヨタ財団の助成による基礎教育に関する日韓共同プロジェクトの一環で、学習者による共同宣言づくりにむけたワークショップを開催しました。

韓国側31名、日本側は北海道から沖縄まで33名の参加がありました(うち学習者は日韓合計17名)。

関係者のご協力のおかげで、言葉の壁を超えて対話にあふれる3日間となりました。宣言文は今年9月末に韓国で開催される最終シンポジウムで発表されます。

 

集合写真20190328 グループワーク20190228

【会員限定】ニューズレター第9号を発行しました。 2019.04.01

ニューズレター第9号を発行しました。
会員のみなさまは、右下のボタンからダウンロードできます。
パスワードは「入会申込書」の裏面に記載しております

2019年2月24日に開催された2018年度第1回理事会の記録です。

《審議事項》

1 第4回~第5回研究大会について
2 学会誌について
3 研究委員会の取り組みについて
4 倫理規定検討委員会の取り組みについて
5 役員選挙にむけた「会則改正」、「理事選出規程」について
6 「夜間中学設置推進・充実協議会」への要望書について
7 「夜間中学の防災対応に関する提案」を受けて
8 その他

《報告事項》

1 会員の動静について
2 2018年度第2回常任理事会について
3 全国各地の取り組みについて
4 その他

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夜間中学の安全対策に関する要望書 2019.02.28

夜間中学の安全対策に関する要望書を提出しました。

全文を右下のボタンからダウンロードできます。

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【要望書名】

公立夜間中学及び自主夜間中学の安全対策に関する要望書

【提出先】

文部科学大臣 柴山 昌彦様
文部科学副大臣 浮島 智子様
(文部科学省「外国人の受入れ・共生のための教育推進検討チーム」座長)

【要望内容】

①行政として、災害時等にとくに焦点をあてた「多言語での対応」
「やさしい日本語での対応」「障がい者への対応」を一層充実させてください。

②公立夜間中学や自主夜間中学での「避難訓練」を充実させてください。

③災害が起きた後もなるべく早く「学習活動」が再開できるように配慮してください。

④災害時に適切な対応ができるよう、行政及び地域社会との日常的な連携を進めてください。

⑤公立夜間中学や自主夜間中学の施設内に「災害時優先電話」及び「公衆電話」を確保してください。

 

夜間中学設置推進・充実協議会への要望書 2019.01.17

教育機会確保法の附則には、「この法律の施行後三年以内にこの法律の 施行の状況について検討を加え、その結果に基づき、教育機会の確保等 の在り方の見直しを含め、必要な措置を講ずるものとする」とあります。 それを受けて、2018年11月に、夜間中学設置推進・充実協議会が設置されました。

本学会としての要望を座長に提出しました。
要望理由も述べた全文は添付ファイルをごらんください。

 

【要望内容】

①車椅子利用者等も夜間中学に入学できるようにして下さい。

②学齢超過の夜間中学生にも就学援助の申請資格を与えて下さい。

③スクールバスや福祉タクシー活用等により、スムーズに通学できるようにして下さい。

④各都道府県の「協議会」設置を義務化するとともに夜間中学設置を促進する組織にして下さい。

⑤義務教育相当の学力に関する「識字調査」を実施して下さい。

⑥夜間中学生の多様性を踏まえ夜間中学の教職員配置数を抜本的に改善して下さい。

⑦夜間中学にスクールカウンセラーやソーシャルワーカーを十分配置して下さい。

⑧大学の教職員養成課程や現職の教職員研修に夜間中学や不登校に関連した内容を盛り込んで下さい。

⑨義務教育相当の学習支援を行う自主夜間中学等の民間団体の活動が支障なく実施できるよう 公共施設使用の際の「減免措置」等の行政による支援を一層充実させて下さい。 また、利用施設のエレベーター設置等によるバリアフリー化を促進してください。

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【会員限定】ニューズレター第8号を発行しました。 2018.12.29

「基礎教育保障学会ニューズレター」第8号を発行しました。
会員のみなさまは、右下のボタンからダウンロードできます。
パスワードは、「入会証明書」の裏面の「ご利用案内」に記載してあります。

2018年11月4日に開催された2018年度第1回常任理事会の記録です。

《審議事項》

1 9月2日総会について
2 第3回~第5回研究大会について
3 学会誌について
4 研究委員会の取り組みについて
5 倫理規定検討委員会の取り組みについて
6 役員選挙に向けた「会則改正」について
7 謝金支出の内規について
8「夜間中学の防災対応に関する提案」を受けて
9 その他

《報告事項》

1 会員の動静について
2 ホームページについて
3 2018年度役員会予定について
4 全国各地の取り組みについて
5 その他

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