第3回研究大会は、2018年9月1日(土)~2日(日)に首都大学東京 南大沢キャンパス
で開催します。まずは、日程の確保をお願いします。
プログラムが決まり次第、こちらのページでお知らせします。
【会場所在地】〒 192-0397 東京都八王子市南大沢 1-1
【交通アクセス】京王相模原線「南大沢」駅徒歩5分(新宿から約40分)
首都大学東京ホームページより転載
2017年9月2日(土)~3日(日)に第2回研究大会が大阪教育大学天王寺キャンパス
で開催されました。会員外の参加も多く、合計200名を超える大盛況のうちに幕を閉じました。
韓国からも基礎教育関係者5名が参加されました。
1日目のフィールドワークにはじまり、2日目の学習者11名によるリレートーク
とまさに「学習者の声が響きわたる大会」でした。
ご準備いただいた現地の実行委員会のみなさまに改めて御礼申し上げます。
学ぶことが自己を変え、生き方を変え、そして、社会を変えていくことを
改めて確認しあう2日間でした。
自由研究発表、実践報告、ポスター報告は、討議も含めてたいへん活発で、
様々な経験や専門性をもつ会員が集う本学会らしいものになりました。
なお、2名の利用があった託児は、次年度以降も継続します。
2017年度総会が開催されましたので、ご報告します。
会員141名(当日までの会費納入者)で、定足数は71名になります。
出席98名(委任状含む)により総会は成立しております。
総会資料は、右下のボタンからダウンロードできます。(会員限定)
第1号議案 2016年度活動報告
第2号議案 2016年度決算報告
第3号議案 2017年度活動計画
第4号議案 2017年度予算案
第5号議案 会則改正案
質疑応答を経て、すべて可決されました。
議長は、遠藤知恵子さん(札幌遠友塾自主夜間中学)にお引きうけいただきました。
いよいよ第2回研究大会が今週末に迫ってまいりました。 大阪の現地大会実行委員会のご尽力で、
フィールドワークの企画調整、配布資料の袋詰、会場設営などなど順調に準備が進んでいます。
本当にありがとうございます。その現地大会実行委員会の構成団体である「識字・日本語連絡会」
から嬉しい特別企画のご案内がありました。
「おおさか識字・日本語センター」が作成した教材、大阪府内の間中学や識字・日本語教室関係者
が集い交流する「よみかきこうりゅうかい」の報告文集など貴重な資料や教材を販売・配布する
コーナーを設けていただけるそうです。会場は ポスター発表会場。
1冊100円の特別価格です。数に限がありますのでお早めにご来場ください。
写真は「識字・日本語連絡会」のFacebookページから転載。
第2回研究大会に韓国の基礎教育関係者が参加されることになりました。
大会終了後の9月4日に日韓識字交流会「韓国の文解(識字)の教育運動に学ぶ」
が識字・日本語連絡会と大阪教育大学教職教育センターの主催で開催されます。
韓国では、2007年の生涯教育法改正で識字教育(文解)が明文化されています。
法的基盤を得たことで、予算措置がなされ、実践が飛躍的に前進しました。
そうした韓国の基礎教育保障の政策と実践の動向についてお話いただきます。
ぜひ、ご参加ください。右下のボタンからチラシをダウンロードできます。
【日時】2017年9月4日(月)13:00~15:00
【会場】大阪教育大学天王寺キャンパス第一講義室(第2回研究大会の全大会会場と同じです)
【登壇者】
キム・インスクさん(全国文解基礎教育協議会代表)
ムン・ゾンソクさん(プルン人々の代表/全国文解基礎教育協議会政策委員)
ペ・ジヨンさん(南部教育センター代表)
アン・ジョンヒョンさん(サムソン実業学校校長)
チョン・ソンホさん(韓国夜学運動史著者/ノドル夜学活動家)
第2回研究大会2日目(9月3日(日))午後の発表等のスケジュールと会場が決まりました。
右下のボタンからダウンロードできます。なお、要旨集録は当日会場でお配りします。
いよいよ来月になりました。大阪でお会いしましょう。
【自由研究発表】
<第1室>(第3講義室) 司会:石井山竜平(東北大学)
14:40~15:05 1950~60年代前半における夜間中学生の生活世界
―作文と聞き取りを手がかりに― 江口 怜(東北大学)
15:05~15:30 「解放のための識字」と「居場所としての識字」の接合可能性
―親密圏概念に着目して― 添田祥史(福岡大学)
15:30~15:55 女性の社会参加と基礎教育保障について
―女性たちが運営するラジオ局「Radio Mukti」の事例を手がかりに―
長岡智寿子(日本女子大学)
15:55~17:10 討 議
<第2室>(第5講義室) 司会:山田泉(元・法政大学)
14:40~15:05 現代中国の少数民族教育における基礎教育の発展現状と課題
―朝鮮族学校の統廃合をめぐって― 明振宇(首都大学東京大学院)
15:05~15:55 「生活者としての外国人」に対する基礎的なリテラシーを保障するための漢字教育
○新矢麻紀子(大阪産業大学)
○新庄あいみ(大阪大学)
○棚田洋平(部落解放・人権研究所)
; 御子神慶子(海外産業人材育成協会)
15:55~17:10 討 議
【実践報告】
<第1室>(第6講義室) 司会 松田泰幸(町田市中央公民館)
14:40~15:05 子どもの学びの場と居場所づくりからみえてきたこと
―沖縄県・名護市の学習支援教室を通して―
嘉納英明(名桜大学)
15:05~15:30 生活保護家庭への「学習支援・居場所づくり事業」からの“学びの保障”について
―教育的支援方法の構築と居場所としての寄り添いの実践報告
鈴木章之(田園調布学園大学大学院)
桑原和也(明星大学非常勤講師)
緒賀正浩(明星大学非常勤講師)
15:30~15:55 NPO法人多文化フリースクールちばにおける
―学齢超過生への学習サポートの取り組み―
仲江千鶴(昭和女子大学大学院)
相良好美(東京大学大学院)
15:55~16:20 高等学校における反貧困の学びと支援
—大阪・西成高等学校の取り組み―
山田勝治(大阪府立西成高等学校・校長)
16:20~17:10 討 議
<第2室>(第2講義室) 司会:関本保孝(えんぴつの会/元夜間中学校教諭)
14:40~15:05 仙台市教育委員会共催「仙台自主夜間中学」の現状と課題についての報告
中澤八榮(仙台に夜間中学をつくり育てる会)
15:05~15:30 大阪教育大学における識字・日本語学習支援の取り組み
森実(大阪教育大学)
15:30~15:55 大阪市内識字・日本語教室の現状と課題
—教室アンケート調査(2017年3月実施)から見えてきたこと―
丸山敏夫(大阪市内識字・日本語教室連絡会)
15:55~16:20 三徳寮しきじきょうしつの取り組みについて
宮本友介(大阪大学大学院)
中尾朋子(大阪大学大学院)
16:20~17:10 討 議
【特別報告】(1Fホール) 自治体における基礎教育保障の動向 司会:岡田敏之(京都教育大学)
14:40~14:50 基調報告 上杉孝實(基礎教育保障学会長・京都大学名誉教授)
14:50~15:15 北海道教育委員会による「公立夜間中学に関するアンケート等調査結果」
成立の経緯と結果の意味するもの
工藤慶一・遠藤知恵子・横関理恵
(札幌遠友塾自主夜間中学/北海道に夜間中学をつくる会)
15:15~15:40 四條畷市「識字基本計画」策定の経緯、現状及びその意義
蓑田裕美子(四條畷市識字推進連絡会・会長)
神本かおり(四條畷市教育委員会地域教育課・課長代理)
15:40~16:05 第三次ひがしおおさか識字計画について
森本将弘(東大阪市教育委員会社会教育部社会教育課)
16:05~16:15 休 憩
16:15~17:10 討 議
第2回研究大会のプログラムに一部変更が生じております。
「テーマ・領域別ネットワーク会議」の企画のエントリーがありませんでした。
したがいまして、大会初日(9月2日)は、フィールドワークのみとなります。
参加を希望される方は、下の記事をお読みいただき、お申込みください。先着50名。
■9月2日(土)
<午後> 識字・日本語教室や地域の諸活動のフィールドワーク(13:30~16:30)
< 夜 >理事会(18:00~19:30)
■9月3日(日)
8:30 受付開始
9:00~10:00 総会
10:00~12:30 シンポジウム(学習者によるリレートーク)
「学びは生きる力~学習者の生い立ちと願いに学ぶ~」
12:30~14:30 昼食(この時間帯に「学習者交流会」と「ポスター発表」が開催)
学習者交流会 12:30~14:00 一緒に昼食をとりながら
ポスター発表 13:00~14:30
14:40~17:10 「自由研究発表」「実践報告」 要旨集は8月頃に公開します。
17:30~19:00 交流会(会場内食堂3000円)
第2回研究大会フィールドワーク
「住吉部落における人権のまちづくりと識字—部落の識字、まちづくり、教育・福祉の実践に学ぶ—」
この度、基礎教育保障学会第2回研究大会では、大阪市の南部に位置する被差別部落、
住吉地区のフィールドワークを企画しました。この住吉地区では、1966年から「住吉輪読会」
という識字学級が開かれ、現在まで50年にわたって、その取り組みが続けられてきています。
また1960年に設置された「住吉隣保館」を拠点として、住民自身による「人権のまちづくり」
の活動が活発に展開されてきました。
識字・日本語教室や子どもたちの自主学習支援、若者の仕事保障や高齢者・障がい者のための
福祉事業など、現在も多彩な取り組みが、地域住民自らの努力によって進められています。
本フィールドワークでは、これまでの運動の歴史と伝統を大切にしながら、新たな取り組みに
果敢に挑戦する住吉地区の識字・基礎教育保障の実践に深く学んでいきたいと思います。
■日 時 2017年9月2日(土)13:30~16:30
■内容
13:00~ 受付開始(会場:すみよし隣保館 寿)
13:30~ レクチャー「住吉部落における人権のまちづくりと識字」
友永健吾さん(公益財団法人 住吉隣保事業推進協会)
14:30~ 住吉地区をフィールドワーク
15:30~ 映像視聴・質疑応答など
16:30 終了
■集合場所「すみよし隣保館 寿」(住吉隣保事業推進センター)
(南海高野線住吉東駅東出口から北へ100m/阪堺上町線神ノ木駅 南出口から南へ200m)
■参加費 1,000円(当日に集めます)
■申込方法(Eメールから)
8月15日までに、件名を「フィールドワーク申込」とし、taikai@jasbel.orgまで。
①名前、②所属、③連絡先(電話番号)を記入のうえ、メール送信してください。
*定員は50名です。申込先着順で、定員に達し次第、募集を締め切ります。
第2回研究大会の案内チラシのモノクロ版です。
印刷機等をご使用される場合は、こちらをお選びください。
(カラー版だと写真が黒く塗りつぶれてしまうので)
右下のボタンからダウンロードできます。
今回は事前の参加申込は必要ありません。懇親会の参加も初日に受付ます。
9月2日(土)午前のフィールドワークにご参加される方のみ事前申込が必要です。
申込方法は、近日中にこちらでお知らせいたします。
チラシ表面 チラシ裏面
第2回研究大会の大会案内チラシができました。(カラーA4判両面)
右下のボタンからダウンロードできますので、ご活用ください。
制作:識字・日本語連絡会
チラシ表面 チラシ裏面
第2回研究大会プログラム第2回研究大会は、2017年9月2日(土)、3日(日)に
大阪教育大学天王寺キャンパスで開催します。
現地実行委員会の協力団体である識字・日本語連絡会に作成いただきました。
写真は識字学級の活動風景、題字も生徒さんたちにご協力いただいたそうです。
現場の識字の息遣いが伝わるすてきなポスター、ありがとうございます。
右下のボタンからダウンロードできます。